Let's水素!

江藤産業が水素で目指す
より良い暮らし

「水素エネルギー」とは?

水素は、地球上でもっとも軽い気体で、水や化石燃料、有機化合物の化合物として地球上に大量に存在しています。
常温では無色・無臭の気体で、水の電気分解や化石燃料から水蒸気改質などにより取り出すことができます。水素(H2)と酸素(O2)が結びつくことで水と電気が発生します。この電気をエネルギー資源として活用できるのです。

水素H2+酸素O2=電気・水H2O CO2を発生させずにエコエネルギーが発生

水素エネルギーを活用するメリット

  • 地球にやさしい
    究極のクリーンエネルギー
    グリーンエネルギー

    燃焼しても大気汚染物質が発生しないため、環境負荷を減らせます。さらに再生可能エネルギーを利用することで、製造工程においてもCO2を排出せずにつくることが可能な究極のクリーンエネルギーなのです!

  • さまざまなエネルギー源
    から作ることができる
    風力、太陽光、バイオマス、地熱などから水素が作られる

    石油やガスなどを元に様々な方法で製造することができます。また、太陽光発電や風力などの再生可能エネルギーの電気で水を電気分解させて製造できます。

  • エネルギーを水素に変えて
    長期間貯蔵できる
    貯蓄用タンク

    タンク等で貯蔵し、必要な時にエネルギーとして活用できます。再生可能エネルギーとして知られる太陽光発電、風力発電の余剰電力で水を電気分解して水素を生成させ、一時的にエネルギーとして貯蔵することができます。

  • あらゆる形態で運べる
    圧縮して専用トラックなどで運搬

    高圧で圧縮する、低温で液化して運ぶ、パイプラインで運ぶ、水素を取り込む性質のある金属に吸着させて運ぶ、といったあらゆる形態で運べます。

水素エネルギーの作り方・種類

水素は、石油や天然ガスなどの化石燃料や、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを使ったりいろいろな方法で生み出すことができます。
CO2排出量と環境への全体的な影響にも対処でき、余剰電力をうまく水素エネルギーに変え、蓄えることでエネルギーの安定化を期待できます。

水素の製造方法 化石燃料・工場プロセスの副産物・バイオマス・自然エネルギーから作られる

水素の種類は環境影響によって
3色に分類されています

グレー水素
CO2を大気中に排出
  • ■化石燃料を分解して生成する水素
  • ■製造過程でCO2を大気中に排出するため、地球温暖化の原因になる
ブルー水素
CO2を排出後、回収・貯留、再利用
  • ■化石燃料を分解して生成する水素
  • ■製造過程で出るCO2はできるだけ回収して地中に埋めたり再利用して、排出量を抑える
グリーン水素
CO2を排出させない
  • ■再生可能エネルギー使って水を分解し生成する、製造工程でCO2を排出しない水素
  • 将来的に100%グリーン水素でまかなうことが日本の水素社会の目標

水素と二酸化炭素で作る
「e-fuel」とは?

二酸化炭素が資源になる!
新しい合成燃料

 e-fuel(イーフューエル)とは、水素(H2)と二酸化炭素(CO2)を合成することでつくられる合成燃料です。
合成に使う水素として「再生可能エネルギー由来の水素」を使ったものだけをe-fuelと呼びます。
e-fuelの特徴は、CO2を資源として利用できる点です。燃焼時にはCO2を排出しますが、CO2の排出量と吸収量を差し引けば実質ゼロとなるため、日本が2050年に目指すカーボンニュートラルの姿と合致し、利用が期待されています。

 また、e-fuelは既存のガソリン車やディーゼル車にも使えます。そのため電気自動車(EV)の普及までに時間がかかると予想されている日本では、新たな脱炭素社会実現への手段として有力候補となっています。自動車大国であるドイツを始めとした欧州では、電気自動車(EV)への移行を促すため2035年以降にガソリン車の販売を禁止する方針でしたが、e-fuelを使用するエンジン車に限っては2035年以降も販売できるよう方針を変更。今後は世界的にも開発が加速していくことが予想されています。

CO2を合成燃料e-fuelとして再利用するイメージ
メリット
  • ■既存のガソリン・ディーゼル車に使え、ブレンドも可能。
    e-fuelの割合が高まるほど低炭素化に
  • ■既存の液体燃料と同じインフラを流用できるため導入コストを削減でき、供給・貯蔵しやすい
  • ■液体燃料のため、ガス燃料や電池と比べてエネルギー効率が高い(少ない燃料で多くのエネルギーに転換できる)
デメリット・今後の課題
  • ■製造コストが高く、現時点では大量生産が難しい。
    水素の製造〜CO2回収まで、すべての効率とコストを低減するための技術開発が必要
  • 日本では、2030年までに大規模製造プロセスを実証、2040年以降には本格的に商用化を目指している

水素の活用方法

これまで水素は主にロケット燃料等の産業部門において利用されていましたが、ガソリンの代わりに水素で走る「燃料電池自動車」や、ガスから作った水素で電気と熱を同時に作る「家庭用燃料電池(エネファーム)」などの利用が進んでいます。
将来的には、水素の製造から利用までをトータルで行えるようにインフラ化へ向けての取り組みが進められています。

燃料電池自動車(FCV)

燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle(FCV))は、水素をエネルギーとして走行します。CO2排出がゼロで走行中に排出されるのは水のみ、エネルギー効率がガソリン車の2倍程度と優れているため、究極のエコカーといわれています。動力源が電気モーターなので静かなこともメリットです。

トヨタ新型MIRAI

燃料電池自動車(FUEL CELL)マーク

将来的には電車や飛行機などの燃料として実用化が期待されています

家庭用燃料電池(エネファーム)

家庭用燃料電池(エネファーム)とは、都市ガスやLPガスから取り出した水素を使って発電し、同時に発電の際に発生する熱を活用してお湯を作り、お風呂などの給湯に利用する設備です。エネファームは電気を使う場所でつくるため、遠くの発電所で発電して家庭まで運ぶのに比べて送電ロスが少なく、省エネルギーで二酸化炭素削減効果が高いなどの特徴があります。
また、より発電容量の大きい業務・産業用燃料電池も実用化されています。

家庭用燃料電池コージェネレーションシステムENE FARM

送電ロスが少ないためエネルギー利用効率は、従来方式 40%に対して エネファームなら95%

江藤産業の水素活用

大分県は水素に関するポテンシャルを活かし、再生可能エネルギーによるグリーン水素の製造、輸送、貯蔵および供給をサプライチェーン全体で取り組みを進め、脱炭素社会の実現を目指しています。
私たち江藤産業は、大分水素サプライチェーン構築の一翼を担い『水素社会実現!ゼロカーボン』に貢献してまいります。

事例紹介

  • 大分県は再生可能エネルギー供給量、自給率は全国有数

    大分県は、全国有数の地熱発電所(九重町)や豊富な森林資源を活かした「バイオマス」、さらに全国の水素の約1割の副生水素を発生させる臨海工場地域などの豊富なエネルギー資源があります。大分県の再生可能エネルギー自給率は全国2位で、供給量は12位(2023年4月現在)となっており、再生可能エネルギーの開発・利用において先進の県だと言えます。

  • 大分の水素社会実現への実証活動

    大分県は2002年に新エネルギービジョンを制定し、その一環として九重町では豊富に存在する地熱エネルギーを活用し、ゼネコン大手の株式会社大林組様(本社:東京都)が2021年からグリーン水素製造実証プラントの運転を開始し、同じく同地区でゼネコン大手の清水建設株式会社様(本社:東京都)が環境省のCO2排出削減対策実証事業に採択され、地熱エネルギーと、豊かな森林資源から作られる木質バイオマスを活用した低コスト低炭素化水素を製造する実証も2022年にはじまっています。これら2社のプラントのグリーン水素は製造だけではなく、つくった水素の供給体制の検証も開始されています。

    大林組グリーン水素製造実証プラント

    地熱エネルギーを活用
    株式会社大林組 グリーン水素製造実証プラント

    清水建設水素製造実証プラント

    地熱・バイオマス資源を活用した水素製造実証事業
    清水建設株式会社(環境省)

  • 大分版水素サプライチェーン実証委託事業

    大分県では県内で水素を製造し、県内で利活用を進める「大分版水素サプライチェーン」を構築することで、地産地消による大分モデルの水素利活用の実現を目指しています。今回、清水建設株式会社(環境省)と連携して県産水素の利活用を行うために江藤産業株式会社が水素圧縮充填設備を設置して必要なデータ収集を行いました。

    江藤産業の水素圧縮充填設備

    江藤産業の水素圧縮充填設備

    江藤産業の水素圧縮充填設備

  • 移動式水素ステーションでの供給体制の整備

    2021年に大分県日田市で開催された「スーパー耐久レースinオートポリス」にて、トヨタ自動車が開発中の水素エンジン車「カローラスポーツ」への水素供給をグループ会社の「大分EBL水素ステーション」が担当いたしました。
    燃料として使用した水素の約30%に、大分県九重町にて大林組が地熱発電を利用して製造したものを使用。地熱発電由来の水素は、製造過程に二酸化炭素(CO2)を排出しない環境負荷の低いグリーン水素です。
    当社の移動式水素ステーションで車への充填作業を担当。無事5時間耐久レースを完走いたしました。

    トヨタ製水素エンジンカーへ水素を供給

    トヨタ製水素エンジンカーへ水素を供給

    オートポリスでの耐久レースでトヨタ自動車の
    水素エンジンカーへ水素を供給

  • 地元市民・企業への水素利活用の促進

    大分市のコンパルホールで開催された「大分市 水素利活用シンポジウム」に、弊社代表取締役 染矢安博がパネリストのひとりとして登壇。大分市は2017年に「大分市水素利活用計画」を策定し、水素の利活用により地球温暖化の課題解決と産業振興の促進を目指しています。地元市民や企業の方々に水素エネルギーについて理解を深めていただくため、「国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)」の大平英二氏による将来の水素利活用の展開についての講演ののち、パネルディスカッションにて意見交換を行いました。

    大分市水素利活用シンポジウム2021

    大分市水素利活用シンポジウム2021

    大分市 水素利活用シンポジウムにてパネリストとして登壇

江藤産業の水素ステーション

江藤産業ロゴ

大分県初の水素ステーションを開設
[大分EBL水素ステーション]

水素を利用して走行する「燃料電池自動車」に水素を供給する水素ステーションは、燃料電池自動車を利用する場合に地域に必要な施設です。水素の充填は、高圧ガス保安法に準拠して、安全教育を受講したスタッフにより行います。水素社会の実現へ向けて、燃料電池自動車の普及と同時に必要不可欠である水素ステーションのインフラ整備を進めています。

充填接続

水素ステーション外観後方

  • ■ 水素ステーションはどなたでもご利用になれます。
  • ■ 専用ウェブサイトから、事前登録&ご利用予約が必要となります。
水素ステーション予約サイトへ

江藤産業が水素活用で取り組むSDGs

SDGsロゴ

7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに・11:住み続けられるまちづくりを

  • ■環境にやさしいエネルギー技術についての研究と提供に努めます。
  • ■地熱やバイオマス資源などを活用し、再生可能エネルギーへの取り組みを推進します。
  • ■水素サプライチェーン構築過程において地元のオペレータとしての役割を果たすことで、
    環境に配慮した地域の循環型社会の形成を進めます。

江藤産業は、
大分の総合エネルギー企業として
地域の未来を支えます

当社のエネルギー事業に関するご質問・ご要望は
お気軽にお問い合わせください。

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